将来ビジョン
イオンディライト ビジョン2025
アジアにおいて、
「安全・安心」、「人手不足」、「環境」の3つを成長戦略の柱に
社会課題を解決する環境価値創造企業を目指す
2018年10月、当社は更なる持続的成長を目指し、
新たに「イオンディライト ビジョン2025」を策定しました。
経営理念である「私たちは、お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます。」を礎に、
目標達成に向けて取り組み、社会課題の解決に取り組んでまいります。
2025年度目標数値
3つの成長戦略
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安全・安心
昨今、自然災害が相次ぎ、企業における事業継続性が問われる中、当社が創業以来提供価値としてきた「安全・安心」に磨きをかけ、より高水準なサービスを提供していきます。
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人手不足
日本や中国で深刻化する中、今後当社は自社・お客さまの双方の「人手不足」問題を解消するソリューションを提供していきます。
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環境
グローバルレベルの課題であるとともに、イオン(株)における「脱炭素ビジョン2050」の宣言、「RE100」への参画に伴い、当社はエネルギーマネジメントサービスの確立を図ります。加えて、現行の資材関連事業を環境資材事業へと進化させてまいります。
戦略の方向性
国内は、イオンディライト経済圏の構築でシェアを拡大、
海外は、中国において物業管理業界トップ10を目指します。
日本
- イオンディライトプラットフォーム(以下ADプラットフォーム)を活用し、イオンディライト経済圏を構築
- テクノロジーを活用し、お客さまのコスト削減に繋がる無人化・省人化モデルを構築し、効率化を図る
- 顧客起点の営業、他社との協業によりFM市場シェアを拡大する
- 新たな事業の柱として、エネルギーマネジメント事業を構築
中国
- 中核事業会社2社を完全子会社化
- 強みとする華東エリアでADブランドを確立、全国展開できる事業基盤を構築
- 中国でのブランド・人材採用・経営管理体制などを構築し、中国物業管理業界トップ10を目指す
実現に向けた今後の取り組み
日本
ADプラットフォーム
従来、紙面で運用・保管してきたデータを電子化、以降新たに得られる施設内外データもADプラットフォームに収集・蓄積します。当社が40年超に渡り培った知識や経験、ノウハウをビッグデータ化し、AIにより分析・加工することで、予知メンテナンスの実施や効率的な作業実施など、お客さまの課題に最適なソリューションを提供していきます。
提携先・協力会社も参画できるオープンな仕組みとすることで、それぞれに利用価値の高いデータを共有、FM業界での圧倒的な競争優位性構築により、イオンディライト経済圏の形成を目指していきます。


「環境負荷低減」実現に向けた新たな事業創出
イオングループでエネルギーマネジメントを担う企業として、地域社会に必要なエネルギー供給から施設管理の省エネオペレーションまでを含めたエネルギーマネジメントサービスの確立を目指します。
また、資材関連事業を環境への影響を配慮し、原材料の見直しから提案を行える環境資材事業へと進化させていきます。


中国
One Aeon Delight戦略
当社は、2007年に中国での事業開始後、2012年に蘇州市蘇房物業管理有限公司(現 永旺永楽(江蘇)物業服務有限公司)、2013年に武漢小竹物業管理有限公司を子会社化、両社を中核として中国事業の成長を加速させてまいりました。
次なる成長ステージへの移行のため、当社は9月に両社の完全子会社化を決定。両社間の連携強化、意思決定の迅速化、中国でのイオンディライトブランドの確立を目指すOne Aeon Delight戦略により、まずは売上高500億円規模となる中国物業管理業界トップ10入りを目指します。
中国事業の売上高
